Enneadとは9という意味です。ヘリオポス九柱神。
ラー、イシス、オシリスなど有名な神様が登場するエジプトの神話です。
この記事では、九九鱗と同じようにお話から数字を拾います。今まで綴ってきました数字と理がことごとく符号する事と思います。
ではまず、素直にこの神話をご紹介いたします。
アトゥムまたはラーはエジプト神話の男神。原初の丘ヌンより出し、天地創造の神。エジプト九柱の神々のリーダーです。最初の独り神であったため自慰により大気の神シューと湿気の女神テフヌトを生み、さらにこの2神から大地の神ゲブと天空の女神ヌトが生まれ天地が創造されました。ゲブとヌトが残りの4神、オシリス、イシス、セト、ネフティスを生みました。後にオシリスとイシスの子”ホルス”が太陽神ラーとなりアトゥムと習合します。
以上が神話の簡素な概要です。愛憎劇や権力闘争のドラマティックなお話はいりませんの。では、寓話を取り除いて理を見てみましょう。
ヌン =0
アトゥム =9
シュー =8
ゲブ =7
セト =6
オシリス =5
イシス =4
ネフティス=3
ヌト =2
テフヌト =1
0から生まれた 9が自慰で8と1を生み、この8と1から7と2が生まれました。この7と2の神から5.4.6.3の地上の神が生まれます。神話上、長兄が5・末妹が3となっているのは、地上に出てきた順が3.6.4.5.の順番だからです。古来、双生児や三つ子など一緒に生まれた子供達は、 "子宮の奥に居た"との理由で最後に出たのが長子とされたからです。つまり9の反射である3と6の方が4と5より上位です。
上記のお話を思い浮かべながら9芒星の画像をご覧になって考えてください。神々が生まれた順番は全て左右で対になっており、合わせると9になります。対を持っていないのは最初の独り神である9だけです。更に対は数字だけではありません。生 ⇔ 死、天 ⇔ 地、気体 ⇔ 液体、神々の象徴も対=反射になっています。
まだあります。地上の神は5と4の夫婦です。つまり54。この54の反射は45です。この関係からも理が見えます。45から54の間の数を全て足すと396になります。上のものの3つの数字ですね。
46+47+48+49+50+51+52+53 = 396
そして、5と4からホルスが生まれラーになり、原初の神9と習合します。ラーのゲマトリアは以下です。
RA = R(5)+A(1)= 6
地上に生まれた6は天のアトゥム9になります。69。どちらも太陽神です。ここでもリフレクションですね。鏡面反射。こうして永遠に繰り返される理を数字で表しています。
では、いきなりですが”シックスナイン”という言葉を見て何を連想します?現代での"69"の象徴は”助平な事”ではございません?マズローの欲求の一番低い場所に放り込まれているので誰も理の欠片だとは気付きません。しかし、知っている者達はしっかり象徴として使用していました。人間が69を形作った象徴ではございません。蛇です。”蛇のように賢しく”の蛇です。
上の画像は全て同じ象徴です。自らの尾を咥えるウロボロスとして有名ですので御存知の方もおられるのではないでしょうか。無限の象徴として良く使用されています。1番右の象徴を使用していたのはOrder of the Dragonです。なぜ急に古い騎士団の話を持ち出したのかと思います?
ここの騎士団の主要団員を調べますと色々とご納得頂けるかと思いまして……
鐘の音が蘇ったなら、次の画像でより大きな音になると思います。それは警鐘に近い音に変わるはずです。あっ、天文学の権威はどこの国にありましたっけ?GMTってなんでしたっけ?最近物忘れが激しくて……
黄道十二宮において”69”が表すはCancer = カニ座です。リフレクションはCapricorn = 山羊です。それらは地球上でTropic of Cancer = 北回帰線、Toropic of Capricorn = 南回帰線となります。(そもそもカニの象徴が69なことに違和感が……)
この北回帰線は夏至線とも呼ばれています。なぜなら、夏至の日 (6月 21日頃) に太陽がこの線上の真上に達し、この緯線を北限としてしだいに南へ下がっていくからです。
つまり”キャンサー”=”69”は太陽を象徴していると言えます。
あっ、夏至に生まれた王子って知ってます?なにか大切だった様な……思い出せたら書きますね。
では、カニ=太陽を踏まえ、現実でカニが象徴されているお話を2つご紹介します。
ザビエルは布教するため船で旅をしていましたが、嵐に遭い船は転覆寸前になってしまいました。そこでザビエルが、嵐が治まる事を祈りながら大切な十字架を海に投じると、次第に嵐が治まり無事目的地にたどり着くことができました。その後、その十字架をカニがザビエルのもとへ拾い届けてくれましたとさ。
こちらもザビエルが旅の途中、乗っていた小舟が岩礁に乗り上げてしまい船底に穴が開いてしまいました。その時、一匹のカニが自分の甲羅で船底の穴を塞ぎ浸水を防いでくれました。おかげでザビエルは助かりましたが、カニは絶命してしまいました。以降、この近海で漁師の網にかかるカニの甲羅には十字の模様が刻まれるようになりましたとさ。
この人の所属する団体の御神体は太陽の象徴です。現実でもしっかりとカニと太陽が結びついています。まぁ、こちらは理ではなく、理に模しているだけですけれども。そうしましたら当然の事ながら反射も模して作りました。現実での山羊の象徴は、しっかりとカニの反射になっております。
善の反射である悪で描かれ、太陽=男なのでこちらは月=女で描かれています。両手は真理であるAs Above So Belowを表しています。股間からはカドゥケウスが飛び出しています。五芒星は黄金比の象徴的幾何学です。また、詳しい説明は後になりますが、月は”13”という数字を持っています。つまりこの絵の左右の月は13を意味しています。
いかがでしょうか?シックスナインと同じです。真理が目白押しですけれども、だれもがこんな様相の絵からそれらを読み取ろうとはしません。この”悪”という概念を作った人達が、人が触りたがらぬ”悪”の中に真理を放り込んだのです。”悪というものは善を際立たせる為に存在する”と誰かの言葉でありましたね。その通りではないでしょうか。
知っている者達はきちんと古代の象徴を現代でも堂々と使用しています。見えていないのはわたくし達だけのようです。下の画像では、左右”13”の葉で蛇を挟んでいます。
アスクレピオスの杖だって指摘する人がいるかもしれませんが、象徴は蛇ですよ。カドゥケウスと同義なのです。ついでに言ってしまえば、そこにはあまり意味はないのです。その象徴が最終的に何に繋がるかが重要です。また、カドゥケウスの杖を持っていた人の名前まで御存知でしょうか?ヘルメスですよ。ギリシャ時代はヘルメス、ローマ時代はマーキュリー、ヘルメス思想のヘルメス・トリスメギストス等々。様々に語られますが、表している事は1つです。つまり……
水星です。水星が描き出す幾何学はAs Above So Below そのものです。また、神話においては”火のおこし方を発明した知恵者”と記されています。知恵の象徴でもあります。だからこそ、ヘルメスの杖であるカドゥケウスを象徴的に使用するのではないでしょうか。その出所を辿っていきますと、最終的にはエジプトのトートに行き着きます。トートの書は日本では”死者の書”と呼ばれオカルトに放り込まれています。このトートの妻または妹は何の象徴だと思います?
数学や計量をつかさどる女神です。
もし、あれあれあれ?とお思いになられましたら引き続きお付き合いをお願いします。
って書いてる時に思い出しましたわ、夏至の王子。この人、1人でカニと山羊を象徴していた事がございますの。生まれが夏至でしょ、所属空軍がこれ。ユニフォームの胸には雷マークと不思議な数字。
マーコールって珍しい角の山羊が象徴の空軍に所属していた夏至の王子の太陽の様な笑顔で本日は締めたいと思います。
もし、太陽の笑顔にやられたら引き続きお付き合いをお願いします。
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