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第十件 △Above The Numbers ▽Below The Numbers 

更新日:2020年5月29日



 今回の記事で十件目になりましたので、原点回帰の意味も込めましてブログタイトルのAbove The Numbers Below The Numbersについて綴りたいと思います。

 初稿ではπとφが真理の欠片と言いました。πとφの再認識から始めましょう、と。その再認識とは、上のものから下のものまで全てがπとφが創り出す渦の影響を受けている事です。この宇宙に存在する限り例外はありません。

 Above The Numbers Below The Numbersを説明するうえで、最初にπとφを選んだ理由は誰でも知っている理(ことわり)の数字だからです。姿形、尺度は違えど必ずどこかに顕現し、理を教えてくれます。その理というモノは永遠普遍です。だからこそ理と定義されます。

 現実世界で象徴的に機能している数字や幾何学は、特定の団体や特定の教義上の登場人物言葉、特定の教義に沿った価値観に基づく考え方では、ただひたすらにループするトラップのようなものでした。例えるなら、有名な悪魔の数字666。


 「私は666の真の意味を発見しました!これは悪魔の数字です!ヤバいです!怖いです!色々な物に悪魔の数字があります!みなさん気をつけましょう!」


 まぁ大体がこれに似たり寄ったりだと思います。何で666が悪い数字なのか、なんで悪魔と定義されているかは言いません。この数字の意味もそこで終わってしまい煙に巻かれて終わりです。この数字は特定の団体の教義書で獣の数字として書かれているから悪とされています。では、なぜそこの信者でもないのに”そこの団体が創り出した価値観”で善悪を判断するのでしょうか?自分で調べる事が何よりも大切です。


 少し数字から離れた話をしますが、いずれ繋がりますのでお付き合いを。

 古代から重要な情報は暗号化します。暗号化したモノは鍵がなければ開けません。先に言ってしまいますが、その鍵が666と333の対です。これは公開鍵暗号方式に似ています。一つの答えに対し、それを開ける鍵2つを用意しました。そして、一つを『善』に放り込み、一つを『悪』に放り込みました。特定の善悪の価値観を持っていると絶対に気がつけません。

 大抵の方は、ご自分の善悪の価値観をお疑いになった事はないと思います。国の共通認識が”そう”ですから。ですが、海外を何カ国か回りますと、自分が絶対だと思っていた価値観は”国によって違う”と認識させられます。カルチャーショックと呼ばれますね。善悪とは永遠不変ではないのです。あれれ?、と思っていたとき、プラトンの「国家」に答えがストレートに書いてありました。抜粋します。


 しかるにその支配階級というものは,それぞれ自分の利益に合わせて法律を制定する。
 たとえば,民主制の場合ならば,民衆中心の法律を制定し,僭主独裁性の場合ならば,独裁僭主中心の法律を制定し,その他の政治形態の場合もこれと同様である。
 そしてそういうふうに法律を制定したうえで,この自分たちの利益になることこそが被支配者たちにとって”正しいこと”なのだと宣言し,それを踏みはずした者を法律違反者,”不正な犯罪人”として懲罰する。

 法律の定義ですね。こういう理由で法は悪を定義し物理的に拘束します。そうゆう仕組みです。無神論者には効果覿面な社会的規範ですね。ですが心の中に”法より上の存在”がいる人達には効きません。そうゆう人達に効果覿面なのが”死後の罰則”を利用して心を縛る事。

  • 自殺をすると永遠に苦しむ ← 辛い労働環境でも永遠に働く

  • カインとアベル     ← 生まれながらにして罪を背負っているから贖罪が必要

  • 戒名           ← 死後に戒名を持たないと成仏できない(生臭坊主)

  • カースト         ← 現世で辛い思いをすれば来世でいい思いが出来る

  • スピリチュアル      ← 輪廻転生、以下同文

 では考えて下さい。上記の現世で徳をしている極一部の者は誰でしょう?反証も論証もできない教義の仕組みを利用している極一部の者だけではないでしょうか?法も同じで創った極一部の者だけが利用でき、その他は従うのみです。

「みながそうなのだからそれが正しいんだっ!」と言う方は、この漢字の成り立ちをお考え下さい。”儲ける”です。信じる者=儲。

もう一つ、”盲信”です。自分で考える事を放棄していますね。十人十色の法や教義や理は、永遠不変ではないと思うのですが…… 個性があってよろしいのは人間であって、原理原則に個性があったらたまったもんじゃありませんわよ。それこそ羊飼いに操られる迷える子羊になってしまいますわ。

 

 数字からかなり離れた話とお思いでしょうがそうでもないのです。冒頭でも申し上げましたが、前述の善悪に333と666が分かれて放り込まれています。ですから、先に善悪の意味を理解して頂かないと「こいつ何言ってるんだ?」となってしまうのでご説明申し上げました。かなり前置きが長くなりましたが、ここから大好きな数字の説明に入らせて頂きます。




 まずは、善に放り込まれた333から。3つの三角で象徴される333の意味は、3×3×3=27です。




 獣の数字として悪に放り込まれた666の意味は6×6×6=216です。27と216、これが鍵です。続けます。

 理は対です。今回は鏡面反射ではなく×2で対を表します。27を×2していきます。

27 , 54 , 108 , 216 , 432 , 864 ,

 途中から”6×6×6=216”が入ってきましたね。「ランダムな数字を並べて何を言ってるんだ?」とお思いでしょうが、上記の数字は”これしかない”数字の連続です。とてもとても不思議なこれしかない数字です。その数字を表す為に暗号化した数字が333と666です。


シンプルさは究極の洗練である

           では、ここから一気にまいりたいと思います。




           人間の手は27の骨で構成されています。



            

 対で合わせると54になります。アジア圏の祈りのポーズですね。何に祈っているのでしょうか?




54を更に倍にすると108です。仏教大国タイのワットポーにある寝釈迦の足の裏には108の宇宙の真理が描かれています。何に手を合わせているのかは言わずもがなですね。




 西洋では違った形で残されていますが伝える真理は一緒です。前述の27,54,108が何故残されたのか?それは繰り返しによる無限の概念が容易に理解できるからです。西洋の象徴から読み解いて見ましょう。上記の666の象徴的キャラクターには月が記されています。月の女神には古代から知恵が象徴されています。アテナ、ミネルバ、フクロウ等です。なぜ月が知恵なのか?それは以下のように月と地球の数字からこの世の真理が理解できるからです。




マイルで見る月と地球の関係です。もう一度”これしかない数字の連続”を確認して下さい。

27 , 54 , 108 , 216 , 432 , 864 ,
この世は繰り返しによる無限の世界。
そのため必ず、姿形尺度は違えど、同じような数字の符号が顕現します。
それを理と呼び、古代の賢人は”神”と定義したのです。

 月と地球の数字と人間の数字は”上の如く下も然り”の概念がよく現れています。前述しました人間の手の骨の数27と両手を合わせた数54を念頭にお読みください。

 月の自転周期と公転周期は共に27.32日です。月と地球の半径の合計は5040マイルです。月に女神(女性)が象徴されている理由も理からです。以前の記事で月は13という数字を持っていると書きました。それは何かと申しますと、月のサイクルです。月のサイクルは「新月」「上弦の月」「満月」「下弦の月」の1サイクルが7日間続き、それが太陽暦の1ヶ月では4回繰り返されます。つまり、7×4=28となり、この計算で進むと1年は28×13=364となります。また、月齢は13.8〜15.8です。そして、下のものは上のもののように。女性の子宮の周期(月経)も同一です。ですから男神が主流の神話で女神なのです。以下、太陰暦wikiより抜粋


1太陰年は1太陽年(365.242189日)に比べて約11日短く、季節に対して3年で1月以上の誤差が出る。純粋太陰暦では、この誤差に対する調整は行われず、同じ日付でも年ごとに季節は次第に変わっていき、おおよそ33年で元の季節に戻ることになる。

 また、金星も同様に女神です。こちらも同じ目線で見ると、月と同じ数字を持っています。ですので女性として描かれるのでしょう。金星についてはまた別記事で。数字のお話を続けます。27 , 54 , 108 , 216 , 432 , 864 。

 216までの意味はご理解頂けた事と思います。残りの432と864にまいります。その意味は以下です。いつの時代も月や金星の子供や夫として対で描かれるのは太陽です。



太陽の自転周期は27日6時間36分です。

太陽の質量は333,000 × Earth です。

表面積は6.09×10の12乗 ㎢です。

太陽の直径は864000マイルです。

地球の時間の概念は、60秒×60分×24時間です。

60 × 60 × 24 = 86400


地球と太陽の直径比は、1:109.2です。

月と地球の直径比は、3:11です。


Above The Numbers Below The Numbers

 上の如く下も然り。世の理がご理解頂けたかと思います。そうなりますとアレですよね。現代の象徴が気になりませんか?古代の賢人が残した世の理を、現代でも同様に象徴として使用しております。




 東京タワーは昭和33年12月23日に竣工されました。高さ333㍍。ちなみに、明治33年は1900年です。その33年前の1867年119日に大政奉還です。また、東京タワーの対にあたりますスカイツリーは、2012年に竣工されました。タワーが建てられました1958年の54年後です。

 続きまして、333㍍をフィートに直しますと1092㌳になります。こちらも象徴されています。


 




 NYのグランド・ゼロに建てられたワンワールド・トレーディングセンタービルは、2014年11月3日に開業しました。高さ541.3㍍はフィートに直すと意味が現れます。1776㌳です。1776は米国の独立の年としても象徴されています。これの意味は知恵です。Wisdom。


 同じ数字が1ドル札にも記されています。ピラミッドの底部に書かれた文字

「MDCCLXXVI」を数字に置き換えますと


1000+500+100+100+50+10+10+5+1=1776


となります。計算方式はどなたでも検索でき簡単に見つかりますので割愛します。

 その検索した答えに必ずくっついてくるのが”イルミナティ”ですが、はっきり申し上げて、そんな存在は神話です。コンパスと定規の組織が看板を付け替えただけの事です。ドイツ・ヴァヴァリアのヴァイスハウプトの少しの事実を脚色した神話です。そもそも、ヴァイスハウプトは”どこ”と”どこ”の団体に所属していたのでしょうか?なぜか皆様ココをスルーしますよね。不思議です。

 で、この実体のない組織の伝説の創設日が1776年5月1日です。この神話は陰謀論の中で永遠普遍の神話となりました。そのため象徴数字として使用できますし、現にされてます。

 イルミナティの本当の意味は”啓明”です。知恵を授けられる事を啓明と言います。思い出して下さい。日本の教育の基盤を作った組織の名前。その組織は1919年に創設され、後に労働組合にも変化します。5月1日はメーデーです。


Authority(権威)の語源は、Auctor(生み出す人)です。

 価値を創り出す人達です。偉い大学の教授が「プルトニウムは飲んでも安心です」と言えば皆が信じる原理です。自分で考えず判断を人に委ねる事がどれだけ危険か、また、マジョリティが生み出す常識がどれだけ危険かご理解頂けることと思います。


 更に、5月1日は年始から数えて121日目です。121は11の意味と同義です。それは以下の計算を行う事で分かります。


1 × 1= 1

11 × 11= 121

111 × 111= 12321

1111 × 1111=1234321


上記の数字はこうゆう性質を持ちます。鏡面反射を表す永遠普遍の知恵です。


いつの時代も象徴は永遠普遍の理です

 いかがでしたでしょうか?十件目という事もありまして気合いが入り過ぎてしまい長くなってしまいました。ここまでで私が伝えたい事の大まかな説明は終わりです。これからの記事では、これまでの目線で気付いた事を少しづつ綴って参りたいと思います。27 , 54 , 108 , 216 , 432 , 864、この数字に関する象徴を他に知っていられる方がおりましたらご教授願います。小さな断片化された情報でも、一定の方向に向かい集める事で先が予測できます。また、書ける事と書けない事がございます。そこのところはお察し下さい。分かっていても書けない事もございます。


 同じ様な心の方に届きましたら幸いです。


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