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執筆者の写真霜月 やよい

第六件  太陽は太陽、光は光

更新日:2020年5月29日



どれだけ言い表す言葉を違えても、太陽は太陽 光は光です
唱える経文が異なろうと救いを求める心は同じでしょう?
その違いを理由に人を分け虐げるなど愚かな事です
神の御名は神のもの。人が統べるものではありません
      三浦建太郎 ベルセルク25巻 

 わたくしの大好きな漫画「ベルセルク」のシールケの言葉を引用させて頂きました。ここまでの記事で綴ってきた事がよく現れていると思いまして。


「?、いい大人が漫画なんて……」


 とお思いでしょうか?

現代において、古代の神話にあたるものは娯楽媒体全般です。同じように機能しています。

全然結びつきませんでしょうか?

神話内の設定はそのまま”社会的規範”になりますのよ。マザーグースあたりを調べるとよくご理解頂けると思います。

 例えをあげるなら、アイン・ランド「肩をすくめるアトラス」と、小林よしのり「おぼっちゃまくん」は同じ機能を果たしたと言えるのではないでしょうか。



 神話に数字だけ盛り込んで大衆に語り継がせるなら、ついでに”都合の良い社会的規範”も刷り込んじゃいましょう。って感じだと想像します。いつの時代も手法は同じです。まぁこれが”人として”って事を根幹に据えて作られたモノなら結構なのですが、「おぼっちゃまくん」を考えて下さい。全てにおいて品性下劣なあの漫画。当時の子を持つ親は顔をしかめていました。が、当時それを楽しんでいた子供は現在大人となり、いまとなっては子供と一緒に品性下劣を楽しめる価値観になっています。親がそんな価値観なら子も同じになるため、もうおぼっちゃまくんを放送する必要はありません。そして、曲げられた価値観を正してくれる世代はもういません。

 

 たかが漫画にそんな影響力は無い?


 価値観を再設定するモノは常時機能しているモノと定期的にやって来るモノと2つあります。常時機能しているモノは、日曜の朝8時〜9時の子供向け番組。何十年と変わっておりませんでしょ?あれで男らしさ女らしさを刷り込むの。

 後はパンがいっぱい出てくるアニメもそう。


可愛らしいアニメがそんなはずない?


 可愛らしいと思うのは大人の概念で、子供は親が可愛いと言うから言っているだけです。あれを喜んでみている世代の子供が情報を取捨選択出来ると思いますか?子供が最初に暴力のふるい方を覚えるのはなんでしょう?バター女が主人公の顔を投げるモーションは黄金螺旋。そこでグイっと惹き付けてその後のアクションを刷り込むのです。



 戦隊モノも同じ機能と言えます。戦う前に絶対に変身しますでしょ?手をグルグル回したりポーズとったり。初稿を思い出して下さい。人間の体自体が黄金比ですよ。バター女の顔なげモーションと同じ意味です。黄金比というモノは”無意識に惹かれてしまう比率”なのです。



 その後はお決まりのパンチキックの雨霰。そりゃ嫌でもおぼえますわよ、暴力を。そして、そんな屈強な主人公も恋人役の”女性”には頭が上がらず尻に敷かれています。バイキン男も尻に敷かれてますね。何度も申しあげていますが、それが社会的規範となります

 定期的に来るモノでちょっと前ですと、クレヨンなんとかですね。あれが流行った時代、子供達は全員あの口調でしたね。親をバカにする子供が爆発的に増えました。バカ繋がりですと、わざとバカの振りをする”おばかブーム”なんてのもありましたね。オカマを推奨する”オネエブーム”なんてのもそうです。これらは定期的に段階を踏んでやってきます。毒が強いですから時間をかけて徐々にって所です。強い毒も段階を踏まれ定期的にやられると社会的規範になってしまいます。現代のあなた様の回りをご覧なさいまし。社会的規範で価値観を再設定されてきた結果が溢れていますでしょ?”時代の流れ”と名前を付け加えられて”そうゆう社会になったのだ”と。あれもそうです。”熟年離婚”だの”成田離婚”だのと”離婚”という重たい選択を軽いイメージにしましたね。現代はポンポン離婚します。これらは極一部ですが……

 そうなるとどうなると思います?社会の根幹は”家庭”です。ここをいじくられると人間というものは簡単に壊れコントロール可能になります。マズローの欲求でいう”安全の欲求”の部分です。


 核家族化、過度な女性上位社会、性の入れ替え(男の女化、女の男化)、低IQ化


       これらが何から刷り込まれているかピンときませんか



 人間というものは理(ことわり)の中に存在します。体は左右の反射でバランスを保っており、同様に、体の反射である心もバランスが必要です。理の中で存在しているモノに例外はありません。必ず反射、対で成り立っています

 この自己の欲求(マズローの欲求)が満たされ精神のバランスがとれない限り、自己以外の事柄には目を向けられません。しかし、その欲求は”安全の欲求”だけにとどまらず全てのカテゴリーが巧妙に仕組まれ無限です。そうなるよう日々煽られています。しかも自ら見ています。子供の頃からそう刷り込まれてますから。親が子守りをテレビに任せる時代ですから。詰まる所、永遠に自分の目が届く範囲の社会にしか目を向けません。


極一部の誰かにとっては非常に都合がよい社会となります

 この、誰かの都合で作られた不自然な社会構造に、だれも目を向けられません。永遠にマズローの欲求が満たされないため、自分の目の届く範囲の社会しか気に出来ませんから


 ここまでは比較的分かり易い娯楽媒体を軸に話を進めてまいりましたが、ここからもう少し詳細で現実的な話をご紹介致します。以下の文は1979年に出回った文書の一部を抜粋し引用します。39年後の現代に生きるあなた様のご友人とお比べ下さいませ。ピンとこないようでしたらそれはそれは素晴らしいご友人に囲まれている証拠です。うらやましい限りでございます。


                 陽動作戦の要約


メディア:成人大衆の関心を真の社会問題からそらさせ、少しも重要でない事に縛り続けよ


学校  :青年大衆には、真の数学、真の経済学、真の法律ならびに真の歴史については

     無知のままにさせ続けよ


娯楽  :大衆娯楽は小学校6年の水準以下にとどめよ(スポーツ全般)


労働  :大衆を考える時間もない程、忙しく、忙しく、ひたすらに忙しくさせ続けよ。



父親  

 家族持ちの男を確実に息子に正しい社会訓練と態度を身につけさせて成長させるように躾けなければならない。広告メディア等は、父になるべき男が結婚する以前、少なくとも結婚するまでには尻に敷かれる存在になるよう膳立てにかかりきりである。

 男は教えられる。自分は自分用に打ち込まれた社会のクサビに順応するか、性生活の両足を縛り付けられるかである事を。そして、やさしい仲間付き合いはゼロになる事を。

 男は見させられる。女達は論理的で原則的で尊敬に値する行動よりも、安定を要求するものだと。


母親

 人類社会における女性の要素は、感情第一、論理第二で支配されている。論理とイマジネーションとの戦いでは、常にイマジネーションが勝ち、空想が優先し、子供達が第一、未来が第二という母性本能が支配する。しかしながら、女は遅かれ早かれやってくる現実の変移を受け入れるよう慣らさなければならない。

 その変移にはどうにも処し切れなくなる程、家族という単位をとことん破壊しなければならず、国家は公教育をコントロールし、国営の保育センターを更に増設し、父母が子供を早い時期からそこへ派遣させるよう義務づけなければならない。洗脳教育は早いうちから行う程、子供達の変移の速度を強制的に上げる事ができるのである

 


 この手の文書は、すぐに真偽の論争で煙にまかれあやふやなまま時が過ぎ忘れ去られます。本当に目を向けなければならない所は、39年前にはこうゆう文書が表に出回り、多少の差異はあれ現在は概ねこの通りの社会になっている事ではないでしょうか。そんなバカなとお思いでしたらご自分で3S政策でもお調べになって下さい。現実に実行され、今も続いている政策です。あなた様が3S政策を知らないのなら、それこそが何よりの証拠ではないでしょうか

 また、前述のような流出してきた機密文書の出所にも気をつけなければなりません。大体この手の真実は某巨大団体の派閥から”最高のタイミング”で流出してきます。99%の真実と1%の嘘で創られたお話が。では、もう一文引用させて頂きます。


 予知とは言わないまでも、少なくとも確実にこれらの事件(奴隷の行動)を前もって推測する大まかな数学的モデルが考案された。普通の状態では存在しない物は、計算によって強制的に明るみに出す事ができる。人類は機械であり、掴んでまわす事のできるレバーであって、社会をオートメーション化する事と、靴工場をオートメーション化する事とのあいだにはほんの僅かしか違いは無い

 昔からある人類の機械化思想は39年前でこんな状態だったのですね。現代ではトランスヒューマニズムって呼ばれてます。色々煙にまこうとしてますが、大元はピエール・テイヤール・ド・シャルダンです。爆発的に広めたのは、フィリップ・K・ディックです。信じるか信じないかはあなた次第ってやつを信じちゃだめですよ。ネタ切れ起こしてツァーリボンバを引っ張り出してくる浅はかな男です。


 人類機械化思想。とても未来チックですけど結構古い思想ですよ。昔に読んだ、表紙が印象的な「素晴らしい新世界」って小説が思い出されます。



 この小説の様な社会にすでにわたくし達は片足を突っ込んでおりますね。


 たかが小説で社会が動くわけない?

 

 これは失礼しました、少し説明が足りていませんでしたね。

 

 

 この小説の作者オルダス・ハックスレイはこんな人物で、兄はジュリアン・ハックスレイといって進化生物学者でありユネスコの初代事務総長です。


 彼が所属していた団体の主要メンバーが創設した大学これです。日本人の中には金太郎に登場した英雄の末裔の名前もありますね。偶然ですね。この末裔、英雄の頃から度々名前が変わっておりまして、ご兄弟は総理大臣をご経験なさってますね。これまた偶然ですね。あら、お父上も総理大臣を経験なさってますね。まぁなんて偶然だこと。流石、菱形にGoldの前掛けをつけた英雄にお供をした武士の末裔なだけありますわね。


 そこの卒業生の1人の有名なビルの前には”これ”が象徴的に鎮座しています。いつも符号するものは一緒です。



 で、日本ではこれです。



 余裕で社会的規範をねじ込めますね。だからこその現代なのではないでしょうか。だからこその”常識”なのではないでしょうか?


 そろそろ締めたいのですが、今回の記事は数字が殆どありませんでしたね。わたくしのささやかなポリシーに反しますので、最後に数字の妙を1つ。


 前述のオルダス・ハックスレイが亡くなった日は、1963年11月22日です。午前11時45分にLSDを100マイクログラム筋肉注射し、17時20分に息を引き取りました。


 J・F・Kが公開暗殺されて亡くなった日は、1963年11月22日です。午前11時40分にテキサス州ダラス郊外のラブフィールド空港に到着し、12時30分に放たれた3発の銃弾で亡くなりました。その場所は北緯33°です。


 "3.6.9が上のものの数字" と認識していますと、何とも不思議な数字の並びだと思いませんか?いみはさっぱり分かりませんが、とりあえずJFKの数字を抜き出してみましょう。

 

 1963.11.22.33°


となります。このように、1.2.3や3.4.5、333や666など”やけに揃ってる数字”って目にしません?これらを表す最適な言葉をダヴィンチから引用させて頂きます。

シンプルさは究極の洗練である

 上記の数字をすっぽり包んでいるオカルトや都市伝説を探しても答えは見つかりませんよ。発想が逆です。1つのものが1つの意味をなしているのではなく、1つで複数の意味をなしているのです。複雑な理(ことわり)の数字を洗練しシンプルに表現した数字が上記の”妙に揃ってる数字”です。πやΦのように理を表す数字です。

 1.2.3の意味は、

  • 1+2+3 = 1×2×3

 足してもかけても同数の解になる数式です。対=反射を象徴するこれしかない数字です。そして、その解は”6”です。 

 これしかない数字をもう一つ。333です。333が内包する数字の妙は以下だけではございませんが残りは追々。下記のページに飛びましたら、⌘Fでページ検索を開きまして333と入れてみて下さい。すぐに分かると思いMass。

https://en.wikipedia.org/wiki/Sun


あっ、勝手に Equatorial を四捨五入したり、Circumference を見たり、これの高さをフィートに変換して、初稿のNYの画像をもう一度見たりして気付いちゃダメよ。追々詳しく書こうと思っている事なのですから。


引き続き、あなた様の好奇心が反応致しましたらお付き合いを願います。

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