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執筆者の写真霜月 やよい

第四十五件 勘違い

更新日:2020年5月29日



 本件は世の皆様が陥っている簡単かつ重要な勘違いについて綴ってまいります。

 まずは早速ですが以下の動画をご覧ください。前記事でも触れました香港の様子です。




 負傷者を治療したい市民と駅構内に籠城する「警察」とのやりとりです。負傷者の治療に向かわせない「警察」に市民はこう問います。


「人間性はあるのか?」「あなたにも家族がいるだろう!」と。


 これは勘違いからくる言葉です。小さい頃から「警察は市民の味方」だと刷り込まれた結果です。あなた様もそう思い込んでいますよね?ではいつもの通り「大元」を見てみましょう。警察=ポリスの語源です。


  • ポリス

  • 都市、都市国家、市民権または市民による政体を指すギリシア語である。古代アテナイなど古代ギリシアに関して使用される場合は、通常都市国家と訳される


  • 警察

  • 軍隊と並ぶ国家の実力組織であり、権力行使を以て国家の治安を維持する行政作用及びその主体をいい、社会の安全や秩序を守る責任を課された行政機関である。


 市民の味方だなんて一文字もないでしょ?警察とは国家を守る為の組織です。故に、香港警察が非人道的なことをやっていたとしても当たり前なのです。なんせ国のための実力組織なのですから。思い出してください。警察に連絡する時の番号は110。カバラ式ではゼロは省きます。するといつもの象徴数字が現れませんか?11は何の象徴でしたか?更に付言しておきますが、レッドクロス(救急)は119、時間(時報)は117です。119と117の象徴数字は何でしたか?これほど出来過ぎているのに偶然だと思いますか?


 では本件の要点です。第二次大戦以降、世界中の市民は「自ら自由を差し出す」ように設定されています。以下をよ〜くお考えくださいね。


  • ひどい犯罪が多いから警察権力を強くしろ

  • ひどい犯罪が多いから監視カメラを増やせ

  • ひどい犯罪が多いから法改正をしろ

  • 世界情勢がひどいから自衛隊の制限を改正しろ

  • などなど.....


 これ、最終的に誰に向くと思っています?あっ、あとこうゆう話をすると必ずこう言う人が現れます。良く洗脳が行き届いた典型的な奴隷の言葉です。


「私は法律を犯していないからいくらでも厳しくしていい」


 法律が「誰のためのもの」か分かっていないためこうゆう言葉が吐けるのです。プラトンの「国家」にある法律の定義を思い出してください。

 しかるにその支配階級というものは,それぞれ自分の利益に合わせて法律を制定する。
 たとえば,民主制の場合ならば,民衆中心の法律を制定し,僭主独裁性の場合ならば,独裁僭主中心の法律を制定し,その他の政治形態の場合もこれと同様である。
 そしてそういうふうに法律を制定したうえで,この自分たちの利益になることこそが被支配者たちにとって”正しいこと”なのだと宣言し,それを踏みはずした者を法律違反者,”不正な犯罪人”として懲罰する。

 法律は市民のためのものではございません。支配者のものです。そしてこの「法の番人」が警察です。誰のための組織かお分かりになりました?

 ここまで説明してもこんな事を言う人もいます。


「その法律は国民が選んだ国会議員が国会で決めるのだから民意だ!」


 そんな人にはこの言葉を送ります。

賢者は歴史に学び、愚者は己の浅はかな知識に頼る。

 意地悪で申し上げているのではありませんよ。ホントこの言葉通りなのです。では歴史に学んでみましょう。

 まず、国会と呼ばれるようになったのはごく最近です。元々は「貴族院」って呼ばれてましたの。明治23年から昭和22年までそう呼ばれていました。どんな人たちが運営していたかと申しますと、皇族議員・華族議員・勅任議員により構成され、解散はなく、議員任期は7年の者と終身任期の者がありました。また、全議員が非公選ですが、有識者が勅任により議員となる制度が存在していました。

どうゆう人たちがどうゆう人たちのために法律を作ったのかが良くお分かりになりますでしょ?

 そしてもっとも懸念すべきことは、「いつの間にか法律が変わる」事です。法律は民意ではありませんのでそんな事もあり得ます。そうなりますと昨日まで良かったことがある日突然違法になります。そうした時、今まで犯罪者を取り締まるためと厳しくした法律の矛先が「私は法を犯していないから大丈夫」「法律は民意でみんなのもの」と言っていた呑気な人までガッツリ貫きます。


貫かれたときにはもう手遅れです

 例をあげます。最近、高齢者の事故が大きく取り上げられて増えているように刷り込まれていますが、高齢者の事故件数自体、例年とそれほど変わっておりません。ただ単にニュースで取り上げる回数が極端に増えただけです。また、あおり運転も非常に大きく取り上げます。すると市民は勘違いします。


自衛のためにドライブレコーダーを付けよう

 では問題です。あなた様が一度外出し帰宅するまでの間、どれだけのカメラに写っているか御存知ですか?監視カメラ、ドライブレコーダー、PCのカメラ、スマホのカメラ.....

更に、あなた様のスマホの便利な機能であるGPS。あなた様以外にも便利なのですよ。だってよく考えてくださいまし。マイナンバー、GPS、上記の様々なカメラ等が全て紐付けされてたらと。ネットはこちら側から見れば匿名ですが、あちら側からは丸見えですよ。


色々と勘違いさせられているのは被支配層の我々です。

 本件はここまでとします。本件でお伝えした勘違いは意図的になされています。そこに気付いていないと、いざって時にお困りになりますよ。全てはわたくしの為ではなく、あなた様自身の事でございます。あなた様の心に何かが届きましたのなら引き続きお付き合いをお願いいたします。

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