本件は、アイドルの語源から数字までを繋げてまいります。一見まったく関係なさそうなアイドル・46・23 ですが、最後はきっとスッキリなされる事と思います。しかし、いつもの事ながらややっこしい事に変わりはありませんので、あなた様の記憶を最大限活用して下さいまし。それでは始めましょう。
現代、アイドルと言われてすぐに連想するのはTV内のセレブリティな美男美女だと思います。つまり、あなた様の頭の中は
アイドル = セレブリティな美男美女
となっています。それが常識ですから。でも本当は、
アイドル = 偶像
これが正解です。トップ画像の偶像崇拝の偶像です。修行に出たモーゼを忘れ偶像崇拝(金の牛)に夢中な者達は、帰ってきたモーゼの命により皆殺しになったと言われるくらいの禁止行為です。詳しくはリンクに飛んで下さいまし。わたくしはいつものように要点だけまとめてゆきます。
この偶像が指し示す意味は以下です。wikiより引用します。
偶像には、偽物、虚像という意味もあり、実体のないものをやみくもに崇拝するという、良くない意味合いも持っています。
アイドル = 偶像とはこうゆう意味です。現代ではなんでもアイドル化し、やみくもに崇拝させられています。これらは自然発生で生まれたのではなく、誰かが”システム”を利用して生み出したモノです。そのシステムはアイドルの語源から理解できます。
アイドル・Idol の語源はラテン語のイドラ・Idolaです。イドラとは人間の持つ4つのエラーの事です。この、人間誰しもが持つ4つのエラーを利用された結果、虚像を崇拝してしまうのです。つまり偶像崇拝とは、人間の持つ4つの脆弱性を突くシステムの事です。もちろん、あなた様も例外無くやられているはずです。なぜなら、あなた様が自身の脆弱性を知らない為、どのようにソコを突かれているのか分からないからです。どう突かれているかは以下の4つのエラーの詳細をご確認して頂ければ察しがつくと思います。wikiより引用します。
種族のイドラ(自然性質によるイドラ) 「その根拠を人間性そのものに、人間という種族または類そのものにもっている」イドラとしたもので、人間の感覚における錯覚や人間の本性にもとづく偏見のことであり、人類一般に共通してある誤りである。例としては、水平線・地平線上の太陽は大きく見えることや暗い場所では別のものに見誤ることなどがあげられる。
洞窟のイドラ(個人経験によるイドラ) 「各人に固有の特殊な本性によることもあり、自分のうけた教育と他人との交わりによることもある」イドラとしたもので、狭い洞窟の中から世界を見ているかのような、各個人がもつ誤りのことである。それぞれの個人の性癖、習慣、教育や狭い経験などによってものの見方がゆがめられることを指し、「井の中の蛙」はその典型である。
市場のイドラ(伝聞によるイドラ) 「人類相互の接触と交際」から生ずるイドラとしたもので、言葉が思考に及ぼす影響から生じる偏見のことである。社会生活や他者との交わりから生じ、言葉の不正確ないし不適当な規定や使用によって引き起こされる偏見を指し、噂などはこれに含まれる。
劇場のイドラ(権威によるイドラ) 「哲学のさまざまな学説から、そしてまた証明のまちがった法則から人びとの心にはいってきた」イドラとしたもので、思想家たちの思想や学説によって生じた誤り、ないし、権威や伝統を無批判に信じることから生じる偏見のことである。思想家たちの舞台の上のドラマに眩惑され、事実を見誤ってしまうこと。中世において圧倒的な権威であったカトリック教会が唱えてきた天動説的な宇宙観は、ニコラウス・コペルニクスやヨハネス・ケプラー、ガリレオ・ガリレイなどによる天文学上の諸発見によって覆されたのである。
人間の知性は、これらのイドラによって人は一旦こうだと思いこむと、すべてのことをそれに合致するようにつくりあげてしまう性向をもつと考えた。こうした思いこみは、たとえその考えに反する事例が多くあらわれても、それらを無視ないし軽視しがちである。したがって、この4つのイドラを取り除いて初めて、人は真理にたどり着け、本来の姿を取り戻すことができると説いた。(引用終わり)
これらのエラーを利用され現在の価値観を形成されています。どこで、どれ程の年月、どのように刷り込まれたのか察しがつきましたでしょうか?例え体制が敷いた教育エスカレーターから外れたとしても、TVが同じ役割を担っています。半裸で歌って踊る美男美女、3S政策の最たるスポーツ選手、無駄遣いを奨励し価値観を麻痺させる大金持ちなどなど。これらをアイドル視していると「アイドルが語る価値観が全て」になります。
なぜ国を挙げて性の低年齢化を奨励しているかわかります?
なぜ部活動が教育に組み込まれているかわかります?
なぜお金持ちを無条件に凄いと思ってしまう価値観なのかわかります?
自分が心酔している者(現実・非現実問わず)の言葉は、善悪がどうであれ心の最上位に食い込んできます。情報を取捨選択できない年齢ならなおさらです。それらを、昼は学校、それ以外は娯楽でやられてきました。その結果が現代です。
えっ?現代はインターネットがあり自分で情報を選んでいるから大丈夫ですって?
少しあなた様のご経験を思い出して下さいまし。ネットショッピングをしたり、何かを検索した後、自分の趣味嗜好にやけに正確な広告が飛んできません?
例えば、以前ティファニーについて書いた記事がありましたけど、その記事を書く際にティファニーの指輪の名前を調べたら、次の日から私のPCにはティファニーの広告が溢れかえってました。同じ様なご経験ありますでしょ?その機能が広告だけに使われているとお思いですか?
Youtubeだとさらに分かり易いです。娯楽系の動画を視聴している分には誘導先も娯楽動画なので無限の娯楽ループで済みますが、思想系の動画を見ていますと上手い事少しづつ「某宗教」か「古代スピリチュアル宇宙人」に誘導されます。
更に悪い事に、インターネットで得た情報は「自分で取捨選択して得た」と思い込んでいますので、より一層思い込みが強くなります。ですから、何度も何度も申しあげていますが、”自分の手で学び直さねばならないのです”
人間の持つ4つのエラーである”イドラ”を利用した”アイドル化”のシステムが、どれほど簡単に人間をコントロールできるかご理解頂けたのではないでしょうか。ちなみに、日本のアイドルと言う言葉の生みの親は「Youやっちゃいなよ」で有名なあの人です。世の中のみな様はいくつになっても”あの人”が創り出した偶像の一挙手一投足に夢中でしょ?それらに夢中な間は、難解な人間の仕組みなんて考えもしません。
では次です。前述の4つのイドラを最初に唱えた人物をご存知でしょうか?17世紀、 「知識は力なり」と掲げた、イギリス経験論哲学の祖であり政治家でもあったフランシス・ベーコンです。4つのイドラのお話は、ベーコンの著書「ノヴム・オルガヌム」の有名な一文です。その本の表紙を見てみましょう。
地中海の西端からアトランティックシー(大西洋)に飛び出し新大陸アメリカへって表紙です。思い出して下さい。地中海の西端にはなにが鎮座していましたか?
そして、このヘラクレスの柱には何が象徴されていますでしょうか?こちらでご確認下さい。現代の二本の柱はいつものアレです。
そんな表紙の本を書き上げたフランシス・ベーコンには、当然の事ながら数々の陰謀論が付いて回ります。しかしながら、それらの情報の中には陰謀論で終わらせる事の出来ないお話もあります。その一つが"KJV" "キング・ジェームス欽定訳聖書" です。
現在のWASPの教典となっておりますキング・ジェームス欽定訳聖書を書き換えた人物がフランシス・ベーコンだとされています。では、その書き換えられた部分を見てゆきましょう。やっとここからタイトルの「46」が関係してきます。
KJVの創世記1章1節から数えて「46」番目の単語は " Light " です。旧約聖書では" God " でしたがLightに書き換えました。Lightとは知恵を指し、知恵を授けられた者をIllminatiと言います。「光をもたらす者」とは誰の事でしたっけ?
詩編46章の始まりから数えて46番目の単語は「Shake」です。詩編を逆から数えて46番目の単語は「Spear」。槍って意味です。「Shake」と「Spear」の間の単語数は111です。
お気付きになられました?
「Shake」と「Spear」
「ShakeSpear」
シェイクスピアです。有名な劇作家ですね。ですが、シェイクスピアの有名な作品の殆どは、フランシス・ベーコンが執筆したモノです。現代のテレビドラマは、ベーコンの時代ですと演劇です。聖書と演劇、どれほど簡単に人心をコントロールできたか想像がつきますね。
ではなぜにベーコンとシェイクスピアがイコールなのか?諸説ありますが、わたくしが取り上げるのは2つの肖像画です。左がシェイクスピアの肖像画で、右がベーコンの肖像画です。では見てみましょう。
ぴったり重なります。右の肖像画は正規のベーコンです。左のシェイクスピアの肖像画は鬼才ウイリアム・ブレイクが描きました。ブレイクがこの絵を書いたって所がポイントなんですが、そこら辺を説明してますとかなり長くなりますので割愛し別の機会に綴ります。
もう一つ。シェイクスピア替え玉説にはもう1人の登場人物がいます。第17代オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィアーです。彼はブラックフライアーズ(Blackfriars Theatre)をはじめとした劇団や詩人、芸人の保護者として賞賛を博していました。まるでダヴィンチを始めとする芸術家を囲っていたメディチ家みたいでしょ。そして、そんなオックスフォード伯のあだ名は槍の名手だった事から「SpearShake / スピアシェイカー」と呼ばれていました。
オックスフォード伯の生家はイングランドで2番目に古い伯爵領を継承する家柄です。若い頃はエリザベス一世の第一秘書の監督のもと教育されました。現代では大学の名前で知られています。
前述のフランシスベーコンの本当の両親は、レスター伯ロバート・ダドリーとエリザベス一世です。つまりヴァージンクイーンと呼ばれた女王の隠し子がベーコンです。
だんだんいつものブリテンが顔を出してきましたね。
フランシスベーコンにはもう一つの顔があります。クリスチアン・ローゼン・クロイツと言う名です。薔薇十字団の祖とされていますが架空の伝説上の人物であり、ホントの所はベーコンのペンネームです。この薔薇十字の流れが、1717年にニュートンに乗っ取られたフリーメイソンに受け継がれます。で、以前の記事で申しあげた事を思い出して下さい。現代、薔薇の象徴は、バラ科リンゴ属のリンゴになっています。
つまりは、本件でお話ししてきた流れが現代も続いていると言う事です。
と言う事は、彼等が使用する数字はそうゆう目線で見ればいつものコレしかない数字なのです。ベーコンが大切な印を残した場所には「46」が象徴的に使用されていました。では46の意味にまいりましょう。
人間の染色体の数は46です。内訳は" 22対の常染色体 "と" 1対の性染色体 "です。22対の常染色体は男女共に持っている共通の染色体で、1対の性染色体がX,Yで表される男女を決める染色体です。
「23」の男の染色体と「23」の女の染色体が交わり、「23対」=「46」の染色体を持つ人間が生まれます。
世の理のコレしか無い数字です。
その大切さは、「染色体」のゲマトリアからも分かります
染色体は英語で " Chromosome " です
Chromosomeのゲマトリアは「33」です。遺伝子とはそれだけ大切なモノなのです。そして現実はこうです。
As Above So Below
下のものは上のもののように。その逆も然りです。
上のものの影響が下のものに出る様に、下のものの影響が上のものに出るのは当然というか自然です。変なモノを口にすればその影響は体に出ます。また、毒には即効性と遅効性があります。もしこの遅効性の遅れが”世代をまたぐ”程の遅効性だったなら……
「素晴らしい新世界」の到来です。
えっ?どんなお話かって?”現代と近い世界観ですわよ”。小説の紹介文を転載しますね。
人工授精やフリーセックスによる家庭の否定、条件反射的教育で管理される階級社会――かくてバラ色の陶酔に包まれ、とどまるところを知らぬ機械文明の発達が行きついた“すばらしい世界”!人間が自らの尊厳を見失うその恐るべき逆ユートピアの姿を、諧謔と皮肉の文体でリアルに描いた文明論的SF小説。
ついでではありますが、「23」という数字は人間の骨の数とも繋がり、また付近の名称もいつもの象徴が現れます。以前にご紹介しました手の骨の数のお話をおぼえていますでしょうか?同じ発想です。
人間の頭蓋骨の数は「23」です。(22個のパーツで1個。22+1=23) 人間の背骨の数は「33」です。(現代では一体化してしまった尾骶骨まで入れて)頭蓋骨と背骨を繋ぐ骨(画像の赤い部分)は「環椎」と呼ばれ、英語では「ATLAS」です。ヘラクレス神話に登場するアトラスであり、ロックフェラービルの前のアトラスです。
また、環椎は第一頸椎で、第二頸椎は喉仏と繋がっています。喉仏は英語でアダムズアップル。アダムのリンゴです。
いつもの事ですが、この世のコレしかない数字や象徴は正しく繋げられれば全て同じ所へ帰結します。神や悪魔や宇宙人のイドラをぬぐい去れば、なぜ気がつかなかったのか不思議なくらい目の前に置かれています。
頭蓋骨(23)と背骨(33)を繋ぐ骨は「環椎」と呼ばれ、英語では「ATLAS」です。
人の染色体の数は23対の46です。
アトラスは第一頸椎で、第二頸椎は喉仏と繋がっています。喉仏は英語でアダムズアップル。アダムとイブに善悪の知恵の実(林檎)を食べるようそそのかしたのは蛇です。アダムは善悪を知る事となり下界へ追放され人間となりました。
では最後に、現実で奇妙な程に重ねられた46と過去記事でも登場した理の数字を少々。
1995年(平成7年)1月17日5時46分 阪神淡路
2001年9月11日午前8時46分にアメリカン航空11便がワールドトレードセンター・ツインタワー北棟(109階建)に突入し爆発炎上した
↑上記から911日後↓
2004年3月11日午前7時30分頃 - 午前8時00分頃 にスペイン・マドリードで起きた3件同時列車爆破テロ。死者191人。
2011年(平成23年)3月11日14時46分 3発連続の巨大地震 東日本
並べますと数字の奇妙さが分かりますでしょ?偶然でこうなると思います?
書き終えてから言うのもなんですが、結構難解な記事になってしまった気がします。大概の事は過去記事に詳しく書いてありますので是非参照して下さいまし。
では本件はココまでと致します。いつもお付き合いありがとうございます。あなた様の数字へのご理解が一層深まる事を切に願うと共に、引き続きおつき合いして頂ける事も願いつつお別れと致します。
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