top of page
執筆者の写真霜月 やよい

第五十二件  見えない鍵

更新日:2020年5月29日



 本件は前回に引き続き見えないシリーズです。今回は見えない鍵についてです。そう言ってしまいますとオチに察しがつくと思いますので本件は要点をサクッといきます。


 最近消失してしまったノートルダム大聖堂から始めましょう。



 神の視点で見ると十字架が横たわっていることが分かります。この画像の方角は上が北になっていますので頭の部分が南東を向いていますね。教会への入り口は北西です。なんでもないような事に思えますよね?たまたまとか偶然とか。では、最後の錬金術師と呼ばれ未だに正体不明の魔術師フルカネリが残した「大聖堂の秘密」から教会の方角に関して引用します。

 教会堂は全て、後陣を南東に、正面を北西に向ける。十字架の椀木にあたる翼廊は、北東から南西の方向に向く。これは西から寺院に入る信徒や俗衆が、聖域、つまり太陽の昇る側へ、キリスト教揺籃の地パレスチナの方角である東に向かって、歩むように意図された不変の方位決定である。

 ですから頭がパレスチナの方角を向いているのです。それが教会堂の不文律だそうです。ではこの団体の本拠地の聖堂を見てみましょう。同じく画像上を北にします。



 なんて事でしょう!教会の不文律が犯されているではありませんか!日が沈む西に頭が向いています。おかしいですねぇ〜?なぜでしょう?

 それは何かと尋ねたら、この聖堂は”違う象徴の一部”だからです。そう、表題の見えない鍵の一部だからです。と、その前にこの市国の国旗を思い出してください。これです。





そう、鍵です。鍵なんです。中世の古い鍵です。これを念頭に見えない鍵をご覧ください。



 

 ねっ、鍵でしょ?しかも鍵の持ち手部分にはいつもの”あれ”が鎮座します。ここの団体とは縁もゆかりもないはずのアレです。




 で、何の鍵かが重要です。国旗は金の鍵と銀の鍵。これはキリストからペテロが受け取った天国の鍵となっています。

 ここから寓意を抜いて天文学に照らし合わせると、ゴールデンゲートとシルバーゲートと言うものが存在します。場所は「太陽の通り道」と「銀河プレート」の交点です。



 

 詳しくは最後に動画を貼っておきますのでそちらをどうぞ。私が申し上げたいことは、このような古代の天文学が現代でも機能していると言うこと。街ごと象徴化するほど大切にされて。思い出してください、広場のすぐ近くの建物を。何の象徴でしょうか?





 古来より蛇は時間の象徴です。ゴールデンゲートもシルバーゲートも、ある意味大きな時間の流れを伝える交点であり、ピラミッドは25920年と言う膨大な時間の流れを伝える時計です。また、各種神話の最上位の神は時間の神です。そしてこれらは現代でも継承されています。


 何の時間を告げているのかはあなた様自身でお考えくださいまし。わたくしはただの道案内。わたくしがお見せした扉を開け進むも戻るもあなた様のご自由です。



 本件はこれまでといたします。久しぶりに意味深な記事になってしまいましたが、それもまた一興かと。少しだけ付言をしておきますけど、2019年12月3日からトリプルグレートコンジャンクションが始まっています。ドラゴンヘッドについては以前の記事に記してあります。2019年11月12日は水星が太陽面を通過しました。2012年6月6日は金星が太陽面を通過しました。金星は地球時間で8年ごとに五芒星を描きます。つまり来年の6月に五芒星が完結します。また、近年の木星の極の姿を覚えておいででしょうか?そして、いつもの格言を忘れないでください。

 As Above So Below 上の如く 下も然り

 ではでは、あなた様の心に何かが届きましたなら引き続きお付き合いをよろしくお願いいたします。

閲覧数:1,188回0件のコメント

Comments


Category
bottom of page