top of page
執筆者の写真霜月 やよい

第二十三件 蛇の息子達

更新日:2020年5月29日



 本件は、可愛らしい蛇の象徴からスタート致します。古代から最上位の象徴として使用されてきた”蛇”。その意味は以前の記事でも度々触れてまいりましたが全てをお伝え出来ている訳ではありません。それは1番大切な象徴であるが故に1番巧妙に隠されているからです。”なぜ1番大切か?”は結構細かいので別記事にとっておきます。本件は”どう巧妙に隠されているか?”の部分を綴ってゆきます。最終的にはゾッとする内容の記事になりますので可愛らしい蛇のトップ画像から始めてみました。ではまいりましょう。



 蛇の象徴を最上位におき1番有名で1番古いのはツタンカーメンではないでしょうか。額に”鷲と蛇”が象徴的に飾られています。日本人は「ツタンカーメン」と呼びますが本当の発音は、

トゥト・アンク・アメン

 「アメン神の生ける似姿」って意味です。アメン神とはアメン・ラーの事。現代、最も巨大な宗教で最も多く唱えられている神の呼び名です。

アーメン

 そして時代は流れます。ここで一つご注意を。わたくし”歴史の年代”ってのを全くあてにしておりませんの。死海文書のように現代から過去に突っ込む例もありますので。ですから以下は共通項だけをあげます。どのようにパクりパクられしたかは分かりませんが、ツタンカーメンから現代までの流れは分かります。

  • ホルス

  • 12月25日に処女イシスから生まれ、生誕は3人の王に崇敬される。12才で教師になり、30才で洗礼を受け聖職に就く。12人の弟子と旅をし、病人を癒し水の上を歩いた。 真理、光、善の羊飼い。弟子の裏切りに合い磔。死後3日で復活。


  • ミトラ

  • 12月25日に処女から生まれ、12人の弟子を持ち、奇跡を行い、埋葬後3日目に復活。真理の名。礼拝日は日曜日。


  • アッティス

  • 12月25日に処女ナナから生まれ、磔られ埋葬され3日目に復活。寓話は1番キリストに近い。


  • クリシュナ

  • 12月25日に処女から生まれ、東の星が生誕を告げた。弟子と共に奇跡を行い、死後復活。


 現代、なぜか無神論の日本人も12月25日の冬至を祝いますよね?ここで一つ突っ込みを入れますと、どこの国でもそうですが、”太陽神を祀るなら夏至”じゃありません?なんで1年で1番太陽が低くなる冬至に太陽神の祝いをするのでしょう?おかしいですよね?

 現代、冬至に太陽神を祀る意味については一応こうなされています。

 1年で1番太陽が低くなるのは12/22からの3日間であり、冬至から3日後の12/25からは春分に向け再び太陽が上昇するから。

 ここはあなた様のご自分の頭でお考え下さいまし。あなた様が古代の神官だと仮定して、もし自分の宗教で太陽神を祀るなら、一年に一回の盛大な祝いは”太陽がどの位置の時”にお祝いしますでしょうか? 前述しましたが、現代は1年で”最も太陽が低くなる冬至”を祝っています。神話風に言いますと、太陽が死んでる三日間を祝っています。


 そんなおかしな太陽信仰の某巨大宗教の教典に「イスラエルの失われた10支族」の物語があります。この中の1つが”蛇を士族のマークにするダン族”です。トップの可愛らしい蛇のマークはこのダン族のマークです。もう少しエグいダン族のマークはこちらです。


 古代の叡智である”宇宙の理”丸出しですね。この時点ですでに大切な象徴の一つが消えています。まぁそれは後ほど。現代、日本語でダン族を検索しますとこうなっています。



 この中の士族が日本人の祖だとかの無理矢理な神話がまぶされ、ダン族の象徴は蛇のみになりました。お得意のリメイクです。そうそう、陰謀論等で語られるお話の大体は”ココの教典”が元ネタですよ。ユダヤ陰謀論、超古代文明、宇宙人のアセンション、スピリチュアル、日ユ同祖論などなど数百年前から何度も時代に合わせてリメイクされています。どれも最近のお話じゃありませんのよ。ですから無神論者でジーザス嫌いのわたくしが、無駄に聖書に詳しいのです


 では、ダン族の”蛇以外”の消えた象徴を見てみましょう。前述の教典の辞書にはこうあります。(辞書はこちら



The standard of the tribe of Dan was of white and red and the crest upon it an eagle
ダンの部族の基準は白と赤であり、その上には鷲があった

 ダン族の象徴の蛇はサブであり、本来は上記がダン族の象徴だったようです。赤と白と鷲なんですって。


 こっちの方が近いですよね?ツタンカーメンの額にも鷲と蛇でしたね。でも赤と白が抜けてますね。加えてみましょう。


 だからと言って”ココ”がラスボスって訳じゃありません。手駒の一つです。信じられません?でも象徴は正直ですよ。



 米国の国旗じゃありませんよ、東インド会社のロゴです。貴族がこぞって出資した世界初の株式会社と言われています。その貴族ってのは主にヨーロッパの貴族です。

 ココまでで、鷲、蛇、赤、白のダンのマークは分割され使用されてきたのがご理解いただけたかと思います。で、いつの時代からかは分かりませんが、”鷲と蛇と赤と白”のダンのマークに別の象徴を突っ込みました。ダンのマークはコレですよ!と。DanのMarkはコレだと。Denmarkはコレだと


 こじつけだと思います?わたくしも最初はそう思いました。でも、もしそう思われたのなら上記の国に君臨する王族の婚姻関係とかお調べになりますとよくご理解頂けると思います。


 ではもう少し遡ってみましょう。

 某教典の創世記49章17節から。(上の画像では16節となっていますが17節です)

 ダンは道のかたわらのへび、道のほとりのまむしのかかとをかんで、乗る者をうしろに落すであろう。

 この一説から、蛇と馬がダンの象徴とされていた時代もありました。プライマリーロゴが蛇、セカンダリーロゴが馬でしたが最終的にチョイスしたのはのようです。なぜなら、フェニキアが語源のフェニックスは燃える鳥が象徴だからではないでしょうか。


 よろしいですか。昔からず〜〜っと同じヤツらにやられっぱなしなのです。なのにわたくし達は気付けません。いつの時代もやられっぱなしのわたくし達の層は、やられている者同士で不毛な争いを続けさせられていて、そんな支配体制をしいている貴族を「高貴な生まれ」と訳の分らない理由で崇め続けているからです。生まれながらに人は皆平等です。"生"に高貴もへったくれもありません。

 ”国"や"肌の色"や"宗教"やら”思想”やらで対立しているのは、わたくし達側だけですよ。そして、もう結構ギリですよ。

 では話を現代に移します。英国から独立したはずの米国の鷲の国章の裏側には、ドル札と同じピラミッドが描かれています。


 下部のリボンには「Novus ordo seclorum」と書かれています。それをグーグル翻訳にかけますと以下のように翻訳されます。表で言われている意味とはかけ離れた翻訳が表示されます。貴族のお遊びってところでしょうか。



He Granted a new order of ages children of dan
彼は時代の新しい秩序をダンの子供達に与えた

 上記の翻訳、今は出来なくなっています。あまりに広がり過ぎたために”正常な翻訳”に戻りました。しかし後の祭りです。デジタル時代の現代、誰かが必ず動画にしてアップし、消されたら再度誰かがアップしを繰り返し、未だに動画で残っていますのでご自分の目でご確認下さいませ。



 太陽は太陽、光は光。表している言葉は違えど示している事柄はいつの時代も同じです。違って見えるのは”思い込みによる結果”です。その思い込みをぬぐい去ると、見えるモノの意味が変わってきます。


   2017年のエコノミストの表紙です。トランプが何の上に座っているか分かります?


 現代において、最もあからさまにダンの息子を象徴しているのはトランプです。ここでわたくしの初稿の最後の画像を思い出して下さい。



 トランプが描かれているカードはJudgment・審判 です。本来のJudgment・審判のカードは、ヨハネ黙示録の "審判の時" が由来です。またまたいつものヨハネ黙示録です。現実世界でヨハネの名がついた騎士団ってどこでしたっけ?あと、現実世界で白地に赤い十字が国旗の国ってどこでしたっけ?(ここ)審判の時に何が起こるかはヨハネ黙示録を検索してみて下さい。



  では最後に、記事冒頭を思い出して下さい。ツタンカーメンは「アメン・ラー」信仰でした。

           

            ラーのゲマトリアを見てみましょう。


           では、ダンのゲマトリアも見てみましょう。



 毎度の事ながら、符合するモノはいつも同じなのです。あなた様の蛇へのご理解が深まると共にトランプのヤバさもご理解いただけましたなら、引き続きお付き合いをお願い致します。


 追記

 丁度30年前の1988年のエコノミストの表紙を貼っておきます。とても象徴的ですよ。フェニックスの首元のメダルなんて露骨過ぎじゃありません?2018年、今年の事ですよ。



 どう動かすかはあちらの思い通りですわね。だって、NYにある国連本部ビルの会議室にも火の鳥がおりますもの。


 中央には蘇る不死鳥=フェニックス、その足下には剣に貫かれた、右端には。象徴を理解してますとゾッとしますよね。


 これ程までに及んでいるのかと…………




閲覧数:2,139回0件のコメント

Comments


Category
bottom of page