今回も、前回に引き続きフラワー・オブ・ライフを数字的に解釈します。
解釈しますと言っても紹介するだけですけども。この幾何学はマルコ・ロディンという方が大分以前に発表した解釈です。わたくしの記事に目を通して頂けているのなら、すぐに数字の意味が分かりますね。この記事はまとめ的な記事になると思います。今まで「?」だった部分がすっきりする事と思います。過去記事を思い出しながらお読み下さい。
数字は0から9までで作られています。0から9まで増えていく状態は足し算です。
0,1,2,3,4,5,6,7,8,9
ロディンフラクタルを見てみましょう。0=zero=円から始まり、その円周上に時計回りで数字が並んでいます。足し算から仕組みが見えますね。同様に、次はかけ算から見てみましょう。×2づつ増えてゆきます。
1.2.4.8.16.32.64.128......
これは永遠に増えてゆくのですが、ここでカバラ式で一桁に直してみましょう。普段見えないものは、計算によって強制的に明るみに出す事ができます。
1.2.4.8.16.32.64.128.256.512.1024.2048.4096.....
1.2.4.8.7.5.1.2.4.8.7.5.1.......
124875がループしています。3.6.9と1.2.4.8.7.5が別れている事を教えてくれています。では続けます。かけ算の次は割り算です。思い出して下さい、円を割っていくと現れる”割り切れない数字”を。
7,1,4,2,8,5がループしていましたね。かけ算では1.2.4.8.7.5がループしていました。同じ事を示していますね。3.6.9が上のもの、1.2.4.8.7.5が下のものです。ではフラクタルに”かけ算から見えた1.2.4.8.7.5”を順番通りそのまま辿ってみましょう。
3.6.9が上のもの、1.2.4.8.7.5が下のものとなっております。下のものの数字は一筆書きで回れる順番まで示しています。ですがまだ足りません。フラクタルを描く順番が現れたのはかけ算です。割り算はまだ意味をなしていません。もう一度割り算の答を見てみましょう。51.4285714285714285714285……… もう少し見易くします。
51.4285 714285 714285 714285
最初だけ51.4285になっており、714285のループから外れています。ではこうします。
5+1+4+2+8+5=25
2+5=7
また7です。つまりロディンフラクタルには見えない7が存在します。外周の7ではなく見えない7。
まずは、外周を等間隔で増やします。次に、最初の外周のようにナンバリングしていきます。数字は螺旋状に増やします。
1,10,19のように同列上の数字は一桁まで足すと最初の一桁になります。
2,11,20 1+1=2 2+0=2
3,12,21 1+2=3 2+1=3
4,13,22 1+3=4 2+2=4
これはどれだけ増やしていっても変わりません。
右図は下のものの数字 1.2.4.8.7.5 のポイントに辿る順番をふったものです。2Dで見た場合❻番目の次は❶番目に戻りループを表しますが、前述のとおり目に見えない7が存在します。この紫の7は、同心円状に広がる次の円の1番(10)へ繋がる為のポイントを表しています。
割り切れない数字。
最初の赤いフラクタルから次の段階の青いフラクタルへスキップするポイント。
次の円へ導く数字。それが目に見えない7です。
まだ分かり辛いですね。視点を変えましょう。音楽からも理解可能です。音楽に置き換えた方が分かり易いかもしれません。オクターブに置き換えますとこうなります。
❶=ド、❷=レ、❸=ミ、❹=ファ、❺=ソ、❻=ラ、”7”=シ、❶=ド
シの次は同じドでも1オクターブ高いドです。同じ仕組みを、無限にループしていく理(ことわり)を表しております。これを続けてゆきますと、無限が視認出来ます。宇宙の最初の点から始まった無限の力が、これからあなた様に向かって飛び出しますのでご注意を。ロディンフラクタルから無限が飛び出します。
3.6.9.の上のものの力の影響を受けて、1,2,4,8,7,5,の下のものの数が無限を表していますね。古代の賢人達はきちんと理を”これしかない数字”で残してくれています。もう少し現代のわたくし達風にアレンジいたしますとこんな感じではないでしょうか。
象徴は正直ですね。ですが、理を知らなければただの三角と8が横倒しの奇妙な絵です。
知恵・Wisdomはとても重要です。知らなければ何も見えていないのと同義ですから。
ここまで、フラワー・オブ・ライフ内のロディンフラクタルの仕組みと書き順を簡単な計算から辿りました。そのフラクタルがどのように機能しているか視認出来る動画を貼付けて終わりたいと思います。反射=対の概念もはっきり理解出きることと思います。
もしこの記事で色々とスッキリなされましたら引き続きおつき合い願います。
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