第八十七件 もう一つの絵

　本件はBen Longのもう一つのフレスコ画をご紹介いたします。今回ご紹介する絵の見方を「例の絵」に反映させますと新たな視点が開けることと思います。では早速まいりましょう。

　まず「例の絵」とはバンク・オブ・アメリカの３枚の絵です。この作者がBen Longです。彼の作品にはもう一つ意味深なフレスコ画があります。とある教会に飾られている絵です。

　輝く御神体を中心に、御神体に視線を向けている人々がいる明るい右側、御神体に背を向けた戦士がいる暗い左側が描かれています。このままでは「荘厳な宗教画」ですが、少々視点を変えたなら驚きの世界が現れます。ではまず明るい世界から見てみましょう。

　右側だけ切り取り複製し反転させ合わせたものです。まぁ上手くできていますでしょ？ピラミッドのてっぺんから突き出た足場に御神体が降臨しています。気になるのは、ここにいる人々は皆頭上から何かが抜けているように見えます。これが明るい世界の方です。では今度は暗い方を見てみましょう。

　御神体に背を向けた戦士がいる世界は、ドラゴンが黒い炎を吐き、まるでAKIRAの爆心地のような風景が描かれています。明るい世界の御神体の後ろには石造りの分厚い扉が開いていますが、暗い世界ではドラゴンのツノになっており、御神体の両手はドラゴンの眼を連想させます。そんなドラゴンの頭に乗る御神体。

　ここの団体の謁見の間はこんな具合ですので御神体がドラゴンに乗っていても何の不思議もございません。更に言ってしまえば...

　謁見の間の御神体は、顔の半分はジーザスで半分は蛇ですから。と言いますか、蛇から脱皮している御神体です。あなた様の知っている現実の常識とマッチしますでしょうか？

　では再度Ben Longの絵に戻ります。

　この絵のパスを取ってみると、いつものあの幾何学が現れます。また、下向きのパスは上の段も下の段も「赤い布」に触れています。

参考資料 : https://twitter.com/DT8ZR0xj2k142yW/status/1343929742848716800

　では本題です。一枚の絵を左右反転させくっつける手法があると言う事がご理解頂けたかと思います。同様の視点でバンク・オブ・アメリカの絵を見てみましょう。

　赤いヴェールが現れました。昔、いわゆる高貴な人っていうのはヴェールの向こう側って決まっています。奴隷層には顔すら見せないと言う事です。古代エジプトでは仮面をつけ、身分の違うものには王の息がかかる事すら恐れ多いとされた逸話があります。日本が赤かった頃も、王を見ると目が潰れると言われていました。ヴェールの向こう側とはそうゆう世界です。巷で騒がれる陰謀論の主人公などは皆ヴェールのこちら側です。

　気になるのは、そんなヴェールの内側の人々が表に出てくるのでは？と言う事です。ヴェールの下には矢印がこちらに向かってありますでしょ？ヴェールのあちら側が「現人神」として降臨する世界が来るかもしれません。そんな世界とは「ヴェールのあちら側が堂々と出てきても安心」な世界です。

　そしてこの絵は、あの絵とも重なります。

　赤青両方の衣を着た御神体の絵です。この絵をあの絵と重ねますと....

　一枚で見ると「夏至の王子」に目が行きがちですが、よくよく考えてみると夏至の王子は兄弟でした。それに「この家」が本丸の様に言われておりますが実際は「分家」ですし。

　ヴェールの向こう側が表に出て来るのなら、その時は完全に管理が行き届いた赤い世界である事は想像に難くありませんね。どうぞお気をつけ下さいまし。世の中の体制が大きく変わる時、「騒ぎ」もセットで必ずやってきますから。予兆に注意を払って下さい。できる限りアナウンスはしますが、実際に行動するのはあなた様です。周りの友人知人、大切な人、親兄弟の現実の認識を擦り合わせておく事は重要です。いざとなった時、一緒に動いてくれれば御の字ですが、あちら側の思惑通りに動いてしまう可能性が大です。努努お忘れなき様お願いいたします。

　では本件はこれまでと致します。あなた様の心に赤いシグナルが届きましたなら引き続きお付き合いをよろしくお願いいたします。