※2020年追記。こちらの記事は二年前の記事になります。現在の理解で綴りました記事はこちらの「掛け算」です。「ベクトル平衡体」の検索結果でご来訪なされましたのなら、是非ご覧になってくださいまし。では本件をお楽しみください。
ベクトル平衡体。なにかとても難しそうな感じがしてしまいますね。ベクトル平衡体って ”字” 自体がとても仰々しくて取っ付きにくそうですけど、今までの理を思い出せばすぐに理解出きますわよ。数字と幾何学は仲間、いや、兄弟と言ってもいいかもしれません。
今までのわたくしの記事は”数の強調”で話を進めてまいりました。最古の幾何学フラワー・オブ・ライフは”円の強調”で描かれています。その円を点に置き換えると前記事ラストのお話と繋がります。同様に、円を線に置き換えますと、記事タイトルのベクトル平衡体になります。これら全て、姿は違えど示している事は同じなのです。モノの見方は一方だけでは全て見えません。これは幾何学や数字だけに限らず、現実世界全てにおいて言える事ではないでしょうか。
そして、示している事とは生命原理。何度も申し上げている、永遠普遍の理(ことわり)です。
この記事は、線の強調で現れる”ベクトル平衡体”から理を見ましょう。丸見えなので是非おぼえて下さいませ。
まずベクトル平衡体とは、正六面体または正八面体の各頂点を辺の中心まで切り落とした立体の事です。正六面体と正八面体は5種類しかないプラトン立体の中で双対関係にあるため、どちらの立方体からでもベクトル平衡体ができます。形がイメージ出来ないと思いますので、ダヴィンチ先生に教えてもらいましょう。
正四面体 正六面体 正八面体 正二十面体 正十二面体
正多面体はこの5種類しかありません。細かい定義などはwikiにお任せします。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%A4%9A%E9%9D%A2%E4%BD%93
上記の正多面体は、適切に頂点を選ぶことで別の正多面体を作ることができる性質を持ちます。鏡面反射、対の概念ですね。それが双対関係。この世のモノは全て対で成り立っている事を示しています。
正六面体 = 正八面体で対になり、正二十面体 = 正十二面体が対になっています。ロシアのおもちゃ”マトリョーシカ”のような入れ子の発想です。そして、正四面体だけが自己双対です。自分だけで対をなしています。三角だけが特別ですね。符合するものはいつも同じ。
象徴で包むなら”三角”であり寓意で覆うなら”神”。数字で表すなら”9”が正四面体です。少し話が反れました、ベクトルを戻します。
重複になりますがもう一度。プラトン立体の中の正六面体と正八面体の各頂点を辺の中心まで切り落とした立体がベクトル平衡体です。
ここからどう理が見えるのかと申しますと、最密パッキング問題からです。数学的側面から見てみましょう。『METATRONIC METALOGUE』様から一部抜粋させて頂きます。
”1つの球体に同じ大きさの球体は最大いくつ接することができるか?”という最密パッキング問題の、3次元空間における解は12個。この時、外側の12個の球の重心をつなぐと立方8面体になる。この立体は各頂点間の距離も各頂点と重心との距離も全て等しい非常に安定した形状なので、バックミンスター・フラーはこれをベクトル平衡体と呼んだ。
このように、全てにおいて均衡のとれた立方体がベクトル平衡体の性質です。物質界というものは必ず対で均衡を保っています。かけ算からも、エジプト神話からも、最古の幾何学からも同様の意味が拾えました。そして、このベクトル平衡体が示している事も同じ理です。しかし、その他の示している事よりハッキリと認識出来ます。宇宙の中心、宇宙の始まりから黄金比で溢れ出した見えない力が。
全てにおいて均衡のとれているベクトル平衡体の外側には、全てにおいて均衡のとれたエネルギーフィールド”トーラス”が存在します。目には見えませんが確実に存在し、その存在は誰でも知っている力です。中心部から上方へ螺旋状に上り、立方体の外側を螺旋を描き流れ、再度下部から中心へ戻る無限のエネルギーフィールド。かけ算から見えた3.6.9.が表す根本原理の力。フラワーオブライフを数の強調で読み解く過程で現れた幾何学と、図形の強調で現れた幾何学を重ねても同じ理を示しています。この力は万物に及んでおり、銀河、地球、植物、人間、果物、DNAまでもミクロからマクロまですべて同じ仕組みです。すなわち、3D空間に存在する物質全てがベクトル平衡体が表す”トーラス”の影響下にある事を意味します。
As Above So Below
下のものは上のもののように。まさにその通りですね。古代の賢人達はわたくし達が及びもしない程の高度な知識で”知恵”を伝えようとしていました。しかし、受け手の思考が曲がっていると、目の前にあっても気がつけません。象徴と寓意を全て取り払って見えたモノは、誰でも知っている常識でした。しかし、気付かなければ秘密は保持されたままです。常識があるからこそ見えないのです。
これがいわゆる神の力ではないでしょうか。
だからこそ、現代の支配者達の集会場の瞑想室には世界最大級の磁鉄鉱がお供えされているのではないでしょうか。初稿の最後の画像を思い出して下さい。
符合するモノはいつも同じです。
もし、世界が特定の宗教に支配されているのなら、ここにはその御神体があるはずです。もし、世界が悪魔教に支配されているなら、ここにはその御神体があるはずです。
もし、世界が宇宙人によって支配されているなら、ここにはその御神体があるはずです。
知恵は、真理を象徴で包み寓意で覆う。全てを取り払った時に見えるモノは、反証も論証も出来ない様なモノではなく、目の前にある現実的なモノでした。その目線で物事を整理すると、あまりに符合するものが多く、全てが同じ事象を示しています。
初稿でご覧になった時より、理解が深まって下さっている事を願います。
第一件から第九件まで、わたくしの気付いた事を理解して頂く為のベースを綴ってまいりました。これから先の記事は、より具体的に数字や理を綴ってまいります。
11、33、666、153、23、46、27、6/5 ……… これらの数字や、
サタン、ルシファー、アトラス、ヘラクレス、フェニックス………
これらの言葉に何か答えを求めておいででしたら、一つの考え方としてご検討してみて下さい。わたくしの言葉が全て正しいとは申しません。知識の不十分さも重々承知です。1人ではやはり限界がございますので、こうしてブログを始めました。
同じ目線で知恵をお貸し頂ける方、歓迎致します。
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