本件は十三件目と言う事もありまして金星について綴ります。金星はとても重要な象徴です。わたくしもギリギリまで書きますので、是非ともご理解頂けるまで何度でもお読み下さいまし。では金星の象徴からまいりましょう。
金星は古来より”美”の象徴として用いられ、美しい女性=女神として描かれました。金星の1番の象徴です。エジプトではISIS(イシス)と呼ばれ、バビロニアではイシュタルと呼ばれて。この時代の象徴は八芒星です。
なぜ古い女神の象徴が八芒星かと申しますと、それは金星の動きに関係するからです。例えば、あなたの誕生日の正午に金星の位置を確認します。次の年も同じように観測しますとちょうど金星は前年と比べ135度移動しています。これを繰り返してゆくと8年後には完璧な八芒星が出来上がります。象徴とは大抵の場合、星の動きや宇宙の理に関するものです。
時代が下ると様々な名前で呼ばれるようになります。ヴィーナス、アフロディーテ、アテナ、ディアナ、などなど。では、なぜこれ程までに金星と月は女性で描かれるのでしょうか?それは、金星と月が持っている共通の数字に関係があります。まずは月が持っている数字から。
28×13 = 364
古い月の暦ですと月の周期は28日とされていました。月の周期で太陽暦の近似を求めますと「28×13=364」となるため月の象徴数字は「13」となります。簡単に言えば、地球が太陽の周りを一回公転する間、月は13回公転します。
更に、月の周期である28日周期は女性の月経周期と同じです。月が女神として描かれる最たる理由です。また、地球と月の比率は11:3で、地球と太陽の比率は1:109です。現代では太陽=119、月=113との象徴をよく目にします。
ではここから金星に移ります。金星も月と同じく13を持っています。しかし、理(ことわり)の数字としての不思議さは月以上です。金星の持つ数字は全部で3つあります。理(ことわり)を表しておりますのでこれしかない数字です。それは、
5,8,13です。この数字は金星と地球の会合周期です。
会合とは、中心天体を回る2つの天体が中心天体から見て同じ方向に来る現象をいいます。つまり、太陽から見て2つの惑星が同じ方向に来る現象、たとえば内惑星の「内合」、外惑星の「衝」は会合現象です。
そして、地球と金星の会合周期は前述の通り、5,8,13です。太陽の回りを地球が8回公転する間、金星は13回公転します。その間の内合は計5回です。この内合ポイントを結ぶと以下の幾何学が浮かび上がります。「美」ですね。
金星が13年、地球が8年かけて描き出す5芒星です。五芒星がなぜ美の象徴かおさらいしておきましょう。
どこからどう見ても黄金比の固まりです。黄金比はこの世の美そのものです。そして、「美」の対は「力」とされ、それぞれに「美」=「女」、「力」=「男」とされ描かれました。ですので現代では、金星の対におりますのは「火星」であり戦の男神「マルス」です。一週間ではティウ(Tiw = Tiw's day)であり、こちらは片腕を失った戦神です。全身が完璧な女神の対として完璧でない片腕の戦士になっていますね。きちんと理(ことわり)の通りです。一週間の意味を御存知でない方は以下の動画をご覧くださいまし。
ここまでで、トップ画像のヴィーナスが背負っている五芒星と地球の意味はご理解頂けたかと思います。では次に進みます。同じくトップ画像の下の円の中にある正二十面体の意味にまいります。こちらも以前の記事でお話しいたしました、惑星軌道を表しています。水星から土星までの各惑星の軌道円周の比率はプラトン立体で表されてました。
左から順に、水星・金星・火星・木星・土星を表します。金星の象徴は正二十面体です。この正二十面体は、見る角度によっては正三角星が5つ集まり五角形を形成しています。つまり金星は、軌道円周を表す多面体でも五芒星を持ち、地球との会合周期でも五芒星を描きます。金星が美の象徴で描かれる理由がご理解頂けたかと思います。
でもまだあるんです。お気づきになられました?数字ですよ。す、う、じ。わたくしのブログのタイトルを思い出して下さい。
Above The Numbers Below The Numbers.下の数字は上の数字のように。
美の象徴であり上のものでもある金星の持つ数字は5.8.13でした。地球と金星の会合周期の数字ですね。永遠普遍のこれしかない数字です。で、下の数字は上の数字のようにです。となりますと、下でも美の象徴に5.8.13が現れているはずです。
フィボナッチナンバーの”6”番目からの数字は、5,8,13です。下のもの全てに影響を及ぼしている永遠普遍のこれしかない数字です。そして、こうゆう数字は総じて”変な所”に放り込まれています。
例えば、月と金星の両方が持つ数字”13”を見ますと、まず始めに浮かんでくるのは”13日の金曜日”。もうこの文字の並びを見ただけで不吉って刷り込まれてません?666と一緒ですわ。それ、何から刷り込まれているか分かります?ジェイソンとオーメンですよ。「その映画、見た事ねぇ〜し」とか言わないで下さいね。あなた様が見た事なくても、当時に見た大人達が常識化してしまいましたので、現代では不吉の象徴になってしまっています。いつもの通りですね。誰かが真理を”不吉”の中に放り込みました。誰が放り込んだかは歴史から学べば丸見えです。あっ、因にジェイソンの”J”を知恵の象徴Moonの”M”に置き換えても面白いですよ。
イヴによるアダムの誘惑が、13日の金曜日。
ジーザスが13階段のぼって磔になった日は13日の金曜日。
大洪水からノアが脱出した日が、13日の金曜日。
バベルの塔が壊されたのが、13日の金曜日。
フィリップ4世がフランス全土において、キリストの騎士とよばれるテンプル騎士団のメンバーたちを一斉に逮捕したのが、1307年10月13日の金曜日。
まぁ上記は何回か付け加えられ現代ではこうなっているって感じです。例をあげるなら、アダムとイヴが口にした知恵の実はリンゴではありませんでした。本当は知恵の実としかしるされていませんが、現代では知恵のリンゴを食べた事になっています。これをどうやって常識化したかと申しますと、英語で喉仏は(アダムズアップル)です。聖書を堂々と書き換えるわけにはまいりませんから、科学の方から常識化しました。百科全書派って後存知ですか?なぜ知恵の実をリンゴに置き換えたかと申しますと、リンゴはその形態に美しい五芒星を持っているからです。それを知恵としリンゴで象徴するようになりました。
ロビンフッドしかり、ニュートンしかり、アップル社のロゴしかり。アップル社にいたっては一口かじってますし、同社の最初のPCの値段は以下の通りです。この数字に悪魔なんて全く関係ありません。
そして、金星と月の理は珍妙に合体させられ”悪”の中に放り込まれ常識化されました。わたくしのトップ画像と見比べて下さいませ。同じ象徴をもちいても、こうも違うのです。幼少期に刷り込まれたイメージ(価値観)は、そう簡単には拭えません。誰もここから真理を拾おうとは思いませんね。
Baphomet(バフォメット)と名付けられた悪魔の象徴です。名前には余計な象徴数字もくっついています。それは何かと訊ねたら、BaphometのBを13番目のアルファベットでもあります”M”に変えますとコレになります。で、その人の物語には色々な象徴が含まれていますが最も重要なのは「レパントの海戦」。この海戦と「サン・バルテルミの虐殺(セント・バーソロミュー)」を祝い、祝日にしたヤツらがいるのですが、その日付が問題なのですよ。1572年9月11日。
最短でも、この時代から同じヤツらにやられっぱなしなのよ。
そして、これが時代とともにメタモルフォーゼして”ルシファー”もくっつきました。あなた様はルシファーと聞いて”サタン”と混同なさってません?もしくはもっと広義に悪魔と。それは誰かがそこに放り込んだからです。
ではなぜ金星がルシファーと呼ばれるかについてまいります。「Lucifer」に対応する最も古い言葉はギリシア語の「Phosphoros」です。「Phosphoros」に対応する英語は「Light Bringer」、日本語では「光運ぶもの」です。金星は夜明け前に太陽より先に上り輝きます。その輝きは太陽と月についで明るく一番星と言われます。夜明け前に輝きながら太陽の上昇と共に消えます。その様はまるで金星が太陽を連れてくるかのように見えるため、光運ぶもの=Light Bringer と呼ばれたのです。このような天体現象が神々の肩書きになり、名になります。本来ルシファーは「光運ぶもの」との意なのです。
では、どこからおかしくなったのでしょう?
意図的かそうでないかについては言及しませんが、ここから悪の概念に放り込まれ、今でもそこに置かれたままなのは確かです。そしてジーザスが太陽神で御神体のようですが、そう思っているのは無知にされている者達だけのようです。
聖書の黙示録中では、イエスの事が「輝く明けの明星」と呼ばれている
分かる人だけが分かるように記されていますね。要するに”表向き太陽の様な金星”って事です。そして、いつからかは定かではありませんが「知恵」=「光」というものが前面に強く押し出されてきます。旧約の1章1節46番目の単語は「God」でしたが、KJVでは「Light」に変えられています。そして、明けの明星(金星)から知恵を授かる事をIlluminated(イルミネート)といい、日本語では「啓明」と言います。
その啓明を受けた人をIlluminati(イルミナティ)と呼びます
あなたの知ってるイルミナティってどんなのかしら?秘密結社?悪魔崇拝?そんなわけワカメな概念、結構新しいんですよ。遡って調べればすぐに分かります。そもそも秘密結社が表に出てくるはずないでしょうに。だってマジモンの秘密結社は全然話題になりませんもの。堂々と表にいながら、その秘密は保持されたままの、リアルで古い結社が。(これに関してはいつかは綴りますのでお待ちください)
いつもの通り、真実は「悪」に放り込まれ理から遠ざかります。こうゆう風にシンボルの意味を「悪の秘密結社のシンボル」と定義づけられてしまうと、それ以上の意味を探ろうとはしないのです。「嘘」を「結論」だと思い込んでいるためです
では、本題です。象徴と数字を整理しましょう。
月と金星は同じ数字13(象徴)を持っており、どちらも女性で描かれる
現代、太陽と月は119と113で象徴されている
太陽は男神、女性は女神と古代より決まっていて変わることはない
現代は女神崇拝
上記を踏まえ、わたくしの伝えたい数字はと申しますと、
で、上記を踏まえまして…… 以前、映画や小説は現代の神話だともうしました。その事も念頭に、古い漫画の「AKIRA」って知ってます?アキラって「明」と書けますのよ。偶然でオリンピックイヤーをピタリと当てられるはずありません。わたくしは予言や予知なんて信じません。当てにいけるだけの権力の一部って解釈してます。
1900年 = 明治33年から2019年までは119年
1919年 = 啓明会が誕生してから2020年までは101年
1717年 = コレが出来てから2020年までは303年
2020年 = 地球と金星が描く五芒星が8年ぶりに完結
今回は結構ギリギリまで攻めたつもりです。ご理解頂けなかった場合はもう一度全部の記事をお読みになって下さいね。
何かがあなた様の心に引っかかったのなら、引き続きお付き合いをお願い致します。
※2020年追記
この記事をきっかけに色々と考えるようになったとのお声を多々頂きます。もしこの記事をお読みになられて、さらに深く理解したいとお考えのあなた様、またはインチキくさいなぁ〜とお思いのあなた様、ブログ上部の[Basic Wisdom]というページに基礎知識を綴ってあります。もしお時間がありましたら目を通してみてくださいな。よろしくお願いします。
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